取るに足らない反復も積もれば山となる

 ここの所、つとに、反復適用が大脳皮質にしみついてとれない。今のところ、次のような反復操作に病みつきであります。

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 xnがどうなるのだろう? つまりは、取るに足らない操作の行く末がどうなるのだろうか?

 5回の反復で出現するxの関数の表式を示す。xに関する対称式になることは予想できる。

 

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 このグラフはx>0で下図となる。x=1近辺で最小値 969581/272890 となる。

 

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 1~5までの反復関数のグラフを示す。いずれもx=1に最小値があるようだが、一般的に証明できるであろうか?

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 このx=1における最小値のシリーズはn→∞で発散するようだ。下記の数列を追っかければいいいが、証明まではできてない。

      a[n + 1] = a[n] + 1/a[n] when a[0] = 1

 そして、1回から4回までの反復関数の通分した結果の表式だ。

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分母と分子に注目するとあるパターンが出現しているのに気づく。

通分した有理関数でfを次式のように定義する。

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上のⅹの実例から下記のように表現できることがわかる。

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これを踏まえて、分母hと分子gについて、漸化式が導出できる。

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だが、一般的なnの陽な表式を出すのは、難しいようだ。

因みに、fの極はすべて虚数軸上に存在する。