2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

複素内分三角形の反復

難しそうなお題だが、高校の算術(複素数と三角形)のレベルのコンテツであります。 何を調べるかというと単純だ。 三角形を3頂点=3個の複素数α、β、γで表し、それに外接する三角形を決めるのだ。その外接する三角形の辺を3頂点がt:1−tに内分すると…

アメリカのSF作家の冴えない外見

SF大国のアメリカの作家はどう見ても冴えない外見の御仁が多い。例外というとハインライン、ディックとハーラン・エリソンくらいか。フレデリック・ポールもまあ許せる風貌だろうし、ル・グインもまあまあの容姿だ。 それ以外の人々の容貌は、失礼を承知で…

ある数列の自然数の素因数分解からの誕生

1,2,3,4,5,6,.....と続くおなじみの自然数の列を素因数分解してみよう。 1,2,3,2^2,5,2*3,... となる。ここで素因数の数を数える。 素数は1となるし、4も2しか素因数を含まないので1、6は2と3なので2となる。 1か…

日本嫌いの欧米知識人の一人ケストラー

一般に日本嫌いの欧米知識人は中国びいきであることが多い。 やがてベストセラー作家になるジャック・ロンドンは日露戦争中に朝鮮を訪れ、当地の住民に同情するとともに高圧的な日本官憲に敵意を抱いている。 同様にバートランド・ラッセルとジョン・ヂュー…

無何有数列のゆらめき

諸氏よ、この数列をとくとご覧あれ。 1から1000の自然数に対応して生成された可笑しくかつ無駄な数列の一つである。1の時、1となり、2の時、1となる。3の時、1となり、4の時、4となる。{1, 1, 1, 4, 1, 1, 1, 9, 8, 1, 1, 4, 1, 1, 1, 16, 1, 8…

続 無何有数列のゆらめき

昨日の数列の解はこうである。 100の素因数分解をだす。 素数とその指数を入れ替える。 2^7=128となる。さて、この数列で「1」となる数の比は となる。 例えば、n=1000000までに6079291個が「1」になる。nを無限大にすれば、この比率が0.…

北京で有害物質の濃霧と老荘の国

1月の淀んだ大気のせいか中国の大都市ではPM2.5(人体の呼吸器にダメージを与える2.5μmの微粒子)を含む濃霧が連日のように発生していると報じられている。 PM2.5は、ディーゼルエンジンの排気ガスによるものとされている。 それはともかく、中…

伝説のテストパイロット

戦後の航空自衛隊のパイロットのなかで伝説的な存在といえば、新妻東一を思い浮かべる人びとが多いであろう。 空自三奇人としても知られた氏は退役後も各地の航空ショーで、愛機を駆ってアクロバット飛行を披露していた。白系ロシア人の血を引く新妻東一は金…

元旦はフィボナッチ数の変種から

明けましておめでとうございます、なのである。 では、早速とりかかるとしよう。 フィボナッチ数列の漸化式はこうなるのを諸兄はご存知であろう。 この数は至るところで話題になる人気モノだ。なのでここではひねりを加える。 なので、次の漸化式を玩味され…