極座標表示での一般のn焦点カッシーニ曲線の式はこうなります。
今回のネタは、4焦点カッシーニ曲線でn=4であります。
ここで、曲率の二乗の式をあげておきましょう。
いつものように同じカッシーニ図形の噛み合い、絡み合いを考えます。
n=4でθ=0とθ=π/4の曲率が等しいhは、次の方程式をhについて解くことです。
興味深いことにhの解は一つ!となる。
これを用いて、組み込みの4焦点カッシーニ曲線が出来上がる。
随分とカワイイと思いませんか?
だが、カワイイのもここまで。
うーむ、イマイチでござる。
この事態をどうするかというと片方を固定して、他方をx軸で接しながら
回転させたときの、その中心はどう運動するかという問題に差し替えるべきなのだろう。
- 作者: 山下純一
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