タイトルは難しいけど、有機的な図形を反復表示させたいというだけです。以前のブログでは単純図形(多角形)の反復パターンでした。今回は拡張したサンプルを呈示しておきます。
上の図でいえば、中央の花びらが原型です。スプライン曲線で定義されています。具体的には13本の三角関数をコンポジット化してます。
それに対して周辺に配置されているのが、各頂点で上下左右を反転されて複素数倍された同じ図形です。
「各頂点」というのがミソで、頂点はスプラインの制御点です。
例を示しておきましょう。
i/2倍されたものであれば、下図となります。虚数倍しているわけです。
-1/2倍されたものであれば、下図となります。
数理的なセンスのある人なら複素数のdeepさはご存知でしょうけど。
カラー化もできます。
次は、海賊女帝ボア・ハンコックの攻撃だ。
なんのことはないハート型での複素反復であります。
【愛の増殖と死と再生】
冷たいハート=愛の内部より熱いハートが分裂生成し、その本体は死すとも子どもたちは色相を変転させながら遠ざかりつつ合体してゆく。抽象アニメ大作!?
ベジェ曲線のスプラインは書体(フォント)に使われているので、造形のバリエーションはかなり拡大してきまた。もともと優美なスプライン曲線でトライするのが、目的でした...。
現実は厳しいっす!
肝心の優美なスプラインを描くにはセンスがないのですな。
スプライン造形宇宙を数理的に探検したいのではヤマヤマですが、マシンパワーが非力で3回反復でかなり計算時間がかかるのがネックですね。Sigh!