極座標的数列のヴァリアント

 二次元の数列というと
 x=x(k)
 y=y(k)
を順次、計算して点列として眺めるのが、お決まりのようだ。
 それでは飽きたらず、極座標的な点列を円弧で結ぶことを考えてみた。
 r=r(k)
 θ=θ(k)
とするのは常識的なのでありますが、その先にあるのがイレギュラーだ。
円弧をどう結ぶかというと少々人為的な操作を加える。

外側の黒い螺旋がその軌跡となるわけであります。
 回転中心のoはr(k)だけずらして、必ず円弧が連続となるようにしている。
xとoが2次元ベクトルとして、下記の漸化式を計算すれば完成であります。

 この螺旋っぽいのは


 r=1/k
 θ=π/k
での円弧の連なりなのであります。感慨無量であります。

 r=1/k
 θ=πk
だとこんなものになります。目新しさはないですな。

 θを交代級数的にすると、もう少々シッチャカメッチャカになるのですが、それは今後の課題とします。