パスカルの三角形は、二項定理をシンメトリカルに書き下すアルゴリズムだけども、三項でも
似たようなことができるというお話。
例えば、(p+q+r)^3を展開するとこうなります。
係数の足し算の関係式も二項係数と類似の公式が成立するのです。
4乗の係数「12」は3乗の係数の「3+3+6」により生み出されるわけです。
この三角形を順次重ねた三角錐ができるわけですね。
多項式をこう表現することもできます(5乗のケース)
30乗のケースはこうなります(小さすぎて読めないかもしれませんが雰囲気だけでも)
これに対応する係数はこんな風になります。途中で山が崩れてますが、それでもコンピュータの計算力がないととても出来ません。
11からはじまる数学―k‐パスカル三角形、k‐フィボナッチ数列、超黄金数
- 作者: 松田修,津山工業高等専門学校数学クラブ
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2008/01/01
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