カークウッド間隙

 カークウッドが小惑星に関して面白いことを見つけている。
太陽から小惑星の距離を集計してみると「すきま」があるのだ。

 縦軸が小惑星の個数で、横軸が小惑星の太陽からの距離を1天文単位でわりを百倍したもの(つまり、100が地球の居場所だ)

彼の解釈では、木星の引力が作用することによって小惑星はある距離から追い出されてしまう(小惑星に共鳴を起こしてそれが起きない空間に掃き出す)
カオスの中にも秩序ありというのだろうか。
 
彗星ではどうなるのかをちょっと試した。


参考:Mathematica Code

ListPlot[BinCounts[AstronomicalData["MinorPlanet","SemimajorAxis"]/distance0,{0,5,0.005}],Filling->Axis]

ニュートンの時計―太陽系のなかのカオス

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