小惑星に関するクサグサ

 太陽系の小惑星がいくつくらい識別されているのだろうか?
WorframResearchのデータベースによれば「52000」とでてくる。

発見年(西暦)を横軸にとり、縦対数軸に直径(m)をとるとこうなる。

1940年前後は戦争のせいで発見数がすくない。
 ただし、一番上にある星はPluto(1930年発見)であり、小惑星帯には属さない。

 図の一番左端にあるのがセレスである。1801年に発見されている。イタリア人が発見。
少惑星探査衛星はやぶさの成功により有名となったイトカワは1998年に発見された小惑星である。

ついでに、彗星についても調べてみた。


横軸は発見年(西暦)で、縦軸は公転周期(年)だ。約3000個ある。
な、なんと長い周期のものがあることよ!

ちなみに『小惑星衝突』に書いてあったのだけど彗星と小惑星には厳密な区別がないのだそうだ。

小惑星だと思われていた天体が突然ガスを出して、実は彗星だったということもある。彗星も太陽からはなれればガスの放出が止まって、一見すると小惑星のようにみえる。

【参考】Mathematicaスクリプト小惑星

 ListLogPlot[{AstronomicalData[#, "DiscoveryYear"],
    AstronomicalData[#, "Diameter"]} & /@
                AstronomicalData["MinorPlanet"]  ]