古代中国の「杞」の国ではいつ天が堕ちてこないか、と憂いる人がおった。転じて無駄な心配を「杞憂」という。しかし、杞の国の人を笑ってはおられないことはハッキリしている。そうした災害は実際起きたし、これから先起こりうるのだ。
ひと頃話題になった映画「ディープインパクト」(1998年)がロードショーしてた頃、確かに隕石の落下はちょっとした心配ネタにはなったものだ。
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人々の関心は移り変わり、今では同名の競走馬のほうが有名かもしれない。
いや、「スペースガード」が監視しているではないか。そうかもしれない。その意義は再度確認しておいても良いだろう。
6500万年前の恐竜の絶滅原因は巨大隕石落下であり、その場所もユカタン半島のチチュルブ・クレーターであることはほぼ確定した。
1904年のツングースカヤも彗星衝突だった。ジョン・グリピンは紀元500年ころにイギリス近辺に彗星衝突があったという説を紹介しているし、5万年前のバリンジャー隕石孔を形成した衝突はインディアン伝説にあるという。
歴史時代になってからもインパクトはかなり頻繁に生じているようだ。
そんな目でみるとシューメーカー・レビィ彗星が木星に衝突した事件(1994年7月)は、すごく頻繁に隕石衝突が起きうることを知らしめた。
また、木星に彗星衝突の斑点が何度か観察されているのもゾワゾワ感がある。
2009年7月 や2010年6月だ。6、7月に多いのだろうか?最近増えているんじゃなかろうか、といろいろ考えさせる。
小惑星帯の近くの巨大惑星だからだろう。といって対岸の火事みたいに言ってられないのが心配性のオヤジの常だ。
杞憂は杞憂じゃなかった。

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