いくつかの小題 

(小題:その1) このような自然数の逆数の和(いつものネタ)を考えてみた。

           

腕に覚えがある人はたやすく下式を導けるだろう。

           

しかるに、

        となると難易度があがる。

どうやら、カタラン定数を知らないと出せないらしい。

www.jpedia.wiki

    

これを用いると

          

となる。

 

(小題:その2)正葉線の面積の行き着く先

正葉線とは 極座標表示で r=Sin[n θ]  nは2以上の自然数で表わされる曲線のこと。

n=2から9までのケースが上のグラフとなる。
ここでのテーマは n⇒ 無限大 でその面積はどうなるかというもの。

【6/18 修正】

 実はこの面積はnが偶数と奇数で面積がそれぞれ、π/2とπ/4となる。見かけに相違して一定なのだ。直感には反しているが、どうもそうらしい。

 

〚おまけの動画〛n=k/2 k→1~101までのアニメ

〚おまけの動画2〛r=sin(√2 θ)で 0<θ<π k でkを1~170までのアニメ

つまり、単位円を被覆するまでの途中経過。

 

 

 

【おまけ】

 mとnの最大公約数の逆数を半径として、(m,n)を中心とする円を

描いた。シンプルな柄だが味がある。

 

 同じロジックで、GCDが2になるものをシアンの円として、その他を青にしたもの。