温暖化との意外な連関、見っけ!

地球温暖化が体感される2010年の夏だ。日本やNYでは酷暑日が続き、グリーンランドの氷山が動き出し、モスクワ周辺は暑さに加えて森林火災のダブルパンチだ。

それらは、気象庁のこのサイトで週次での異常気象速報から見て取れる。
北半球ではアチコチが暑いようだ。

ところで今年の4月にはアイスランドの火山爆発がヨーロッパの空の便に大混乱を与えたのは記憶に新しい。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100417/erp1004171956008-n1.htm

実はこの噴火すら、温暖化に起因するという説がある。
アイスランドには200もの火山があるが、それを厚い氷河が覆っている。
それらが溶け始めるとマグマの上昇を押さえつける圧力が減る!するとマグマ溜まりからの上昇が始まるのだとか。
エイヤフィヤトラヨークトルという今回の噴火した火山の近くにもっと強大な活火山、カトラ火山があり、それが出番を待っているのだそうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E7%81%AB%E5%B1%B1

さて、もう一つの意外な連関を最近見出した。アイスマンの’エッツィ’だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E7%81%AB%E5%B1%B1

氷河に覆われていなかった時代に遭難した古代人の5000年ぶりの再出現は同じ程度の時間たって再度、温暖化の時期が到来したことを意味しているようだ。

アイスマン―5000年前からきた男 (ノンフィクション 知られざる世界)

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さて、もう一つ重要な温暖化効果がある。精子の減少だ。夏には精子の数が減少するという。暑い日が続けば格別だろう。

ティーブン・ジョーンズの著作では全体傾向がこうまとめられている。

最近、世界中の数千人の男性を対象にした調査がおこなわれたが、 一九四〇年には一ミリリットルあたり一億個だったものが、たった五〇年で六六〇〇万個にまで減少していた。この調子でいけば、今世紀の終わりには先進国の男性が一つも精子をつくらなくなり、人口問題が解消されるかもしれない。

これも温暖化の影響でないと誰に言えようか?

Yの真実-危うい男たちの進化論

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