素数積のスターリング式の類似を求めて(仮)

 自然数nの階乗に対する近似式、スターリングの式は漸近的な近似になっている。

つまり、nが大きくなると絶対誤差は拡大する。相対誤差は小さくなる。

  100!は厳密には9332621544394415268169923885626670049071596826438162146859296389521759\
9993229915608941463976156518286253697920827223758251185210916864000000\
000000000000000000

 指数表現では   

 スターリングの式では下記となる

    

ザックリ1桁は違っている。でも相対誤差は0.96013程度になるでしょう。

 素数積についてもスターリングの式に類似な実験式を考える。

素数積の定義はこう。Pkはk番目の素数を表す。

            

たとえば、

   

 暗中模索して構成した実験式は次ですね。Pn^Pnにこだわった式なわけです。

  

 試行錯誤による近似式なので証明もなく、精度も保証されてません。

 

どのくらい近似できているかを試してみましょう。

 n=20000番目の素数224737までの素数積はざっくり

に対して、本実験式は

とやや小さく評価します。

 もっと大きくなると、

n=50000番目の素数611953までの素数積はざっくり

実験式の評価は次の通りです。

 

 

 調べてみるとPnの素数階乗の正式な近似式はn^nだとしているようです。スターリングの式との類似性はやや薄いかなと思いますが、チェビシェフの式からの帰結なので裏付けは文句なしです。

 実際の値で検討をすると

 n=50000では次の値になり、精度はやや落ちる感じです。

 

でも、nがもっと大きくなるとこちらが勝つ可能性は高いのでしょうねえ。

 

【25年12月28日追記】

 より広範囲で検証を進めてみました。nが5000以上、素数が48611以上になると次の実験式の方がより良い近似となる。

      

10^8までの比較結果が下記の表となります。より大きなnではn^nよりも近似度は高いようだ。