SF好きに捧げるディープサウンド

  空間的な奥行きのあるサウンドが好きだ。ただのエコーとは違うミスティックな宇宙の響きだ。SFファンなら共感をもってくれるやもしれぬ。
狭い日常空間に息苦しさを覚えたら、このサウンドは一服の清涼剤になるだろう。

好みの例をあげよう。

Salon de kanon

Salon de kanon

このアルバムの「Melting - kanon」がいい。どこか底知れぬ深海の沈没船に取り残されたアーティストの奏でるソリチュードなメロディといったところか。

 あるいは、このアルバムの「Serenity」などはどうだろう。
 流浪する宇宙移民スペースシップを取り囲む銀河系の無限の沈黙といった向きだろうか。
「Eternal Odyssey」には銀河をさすらう冒険者のひたむきさが漂う。こちらの方が目的意識が高く、ハイテンションだ。
異なるファクターのマージしたアルバムだから「キメラ」なのだろうか。

Chimera

Chimera

 いきなりだが、宮沢賢治にはピエール・ポルタの「ギャラクシー」が似合う。