夢のような定積分

 オイラーの定数 γ (=0.577215664901532860606512090082......)を定積分で表現する公式を参考文献の公式集から見つけた。

 simpleでcoolな閉じた式だ。

 0と1の間の対数の対数関数でカバーされる面積が、神秘の定数になるだ。

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Absは絶対値。対数の中身が正になるようしている。

 被積分関数はどんなグラフになるのだろう。

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 x=1/eでx軸と交わる。交点を境に符号がかわる。この負の領域と正の領域の面積の差がオイラー定数になるわけだ。

 左側の面積=-0.21938393439552027367716377546012164903104....

 右側の面積=0.796599599297053134283675865542524080073206....

  ホンマに素晴らしい!

  と感嘆しているのだけど、そんな人はマイノリティなんだろうなあ。 

 

【参考文献】

  岩波全書の数学公式Ⅲの13ページにあるのだが、正負が間違っている!

特殊函数 (岩波 数学公式 3)

特殊函数 (岩波 数学公式 3)