円の連鎖の反転パターンのサンプル

 Inversionはドイツの幾何学者シュタイナーの十八番であった。ここでは円周上の円の連鎖に対して、連続的に反転を用いたパターンを試作してみせよう。

 7個の円、14個の円、28個の円を反転して、重ね書きしただけだ。

同様に、3,9,27,81個の円の連鎖のパターンだ。

 曼荼羅的な象徴性をもたせるにはどうしたら良いだろうか?

5個の倍数のケースなどはそれに近しいかもしれない。

 5は五体をあらわすからだ。
最後に2の指数で増殖させたパターンを示しておこう。

 人が指摘してくれたが、彩色するならばもう少々見栄えよく出来るだろう。
行く行くは大乗起信論的なイメージが生み出せるかもしれない。

「大乗起信論」を読む (岩波セミナーブックス 35)

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