グラフ理論のツールを用いて自然数の約数の関係を集団的に可視化してみた。
どのようにしてか?
説明しよう。
345は素因子として、3,5,23を含む。それを345→3,345→5と345→23の関係として表示する。つまりは、合成数の合成元である素数との関係をグラフ化するのであります。
単純なケースから例示していこう(どれもこれも例でしかないのであるが)
2,3,4,5,6,7,8,9,10の間の合成数と素数の上記の考え方での関係図である。
素数7は登場していないのが目につく。これは2から10では7を素因数として含む合成数が存在していないことを意味している。
2から20ではこのようになる。
2から30ではこうだ。
あまり教訓的な情報は表現できていない感じだ。
しかしながら、2から30までの偶数だけで構成されたグラフがやや面白い。
倍数だけの数列はシンメトリーな相互関係を持つのようだ。
注意しておくけれども、この関係は素因子を共有するいうだけの関係で割り切れるという関係ではない。
25番目までのフィボナッチ数列ではこうなった。
今度は連分数や素数関係で試してみることにしよう。
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