アメリカのSF作家の冴えない外見

 SF大国のアメリカの作家はどう見ても冴えない外見の御仁が多い。例外というとハインライン、ディックとハーラン・エリソンくらいか。フレデリック・ポールもまあ許せる風貌だろうし、ル・グインもまあまあの容姿だ。
 それ以外の人々の容貌は、失礼を承知で言わせてもらえれば、平均以下だ。とくに女性には美形は皆無であるといってよいだろうと昔から信じている。
 つまりは、SFなんぞこの世のものではない世界に入り浸るには、現実から遠ざかる原因があるということなのだろう。アメリカという外向性文化の日光のもとでは家の中で夢想に入り浸る理由があるというわけだ。

 その対照群として文学者の外見がある。フィッツジェラルドヘミングウェイ、ソール・ベローなど男らしい風貌やイケメンが続々と連想される。一流の小説家は外向きのハンサムボウイなので、いっぱしの人生の達人でありうるのだろうか。それに対して、SF作家はギークのサンプルなのじゃないかな。

 時間が許せば写真を集めてエビデンスとしたいが、どうもその余裕がない。
 よって、ここでは根拠なき暴言ということでメモを残しておく。