ある恒等式の織りなす有理点列

 1936年にマーラーが次の恒等式を発見した。これを使えば「1」を無数の有理数の3乗和で表現できるわけであります。

 ある意味、20世紀になっても新しい恒等式が出てくるのがスゴイです。まだいくつも未発見な初等的恒等式が眠っておるのでしょうな。
 さてで、あります。この恒等式を使って、三次元曲面上に有理点がどのくらい分布しているかを可視化してみた。有理点とは三座標とも有理数である点のこと。
 もちろん、その曲面の方程式は下式でありますな。

 これを-10