初等関数からのComplexity

 初等関数のシンプルな表式がどのような複雑な造形をもたらすか、は自分の関心事のひとつであります。

 今回のお題は下式であります。

 三角関係とその指数、それを動かした結果は複素数になるので、ガウス平面で描画させたのです。つまりは、実部と虚部を分けて媒介変数表示をさせていると思って下さい。
tはゼロから256πまでの範囲です。

 この式の結果はとくに注目される。描画はtはゼロから512πまでの範囲です。


 なにゆえか、7枚の羽根が出現している。しかし、もとの式には7回の回転対称性を示唆する因子はない。
 してみるとどこから、7枚の羽根は舞い降りたのであろうか?

 以上は、自分にとってだけではなく、多くの関数描画マニアにとっても「おNew」な図柄であったと信じます。閲覧ありがとうございました。