曲線で楕円とならんで人気があるのは「カッシーニの卵形」だと思う(本当?)
極座標表示ではこんな式だ。
h=1だとレムニスケートになる。今回は卵形のほうが興味がある。
曲率の式を出してみた(曲率の二乗)
11次方程式だが簡単な解が二つある。残りの9個はなんだか複素数くさい。
はじめの数値は負だ。二番目のhで議論を進めるとしよう。
曲率の二乗のθによる変化(紫が90度位相が進んだ式)
確かにpi/2でクロスしている。
参考にθだけ傾いた卵形の式を出しておく。
これは、焦点を傾けてさらにXY軸を傾けないと出せないことを注意しておく。
それぞれ、こんな形状になる。
さてさて、本題はなにか、なのだけれど、回転とかかわりがある。
お互いに90度ずらして同じ角速度で回転しだしたら「かみ合う」か?
その前にカッシーニの卵形の定義をおさらいする必要がありそうだ。
【参考】
今回の複素数と図形のネタは山下純一の隠れた名著をベースにしている。
- 作者: 山下純一
- 出版社/メーカー: 現代数学社
- 発売日: 1996/11
- メディア: 単行本
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