ヘロン数の三角形とは、3辺の長さと面積が整数になる、そんな三角形だとこのサイトで学習した。ピタゴラス数(自然数の辺となる直角三角形を与える自然数)の応用なのであろう。
その式はこうであります。
p,q,rを整数として、そのような三角形の辺の長さと面積はこうなる。
それを座標系におきかえて、三角形のヘロン的バリエーションを展示してみよう。
考え方は、pを与える。p>=q>rとなるようにq,rを定める。ただし、q,rの絶対値はp以下とする(マイナスのq,rも含めるのです。pは便宜上、自然数のみとします)
これで準備ok。
原点を中心にヘロン三角形のバリエーションを重ね書きします。
p=2から、
これらの原点を共有する三角形は辺の長さ、面積ともに自然数になります。
グッピーからp=3の硬骨魚まではp=3にするだけ。
役に立たないこと請け合いの計算幾何でした。
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