ガウス素数を図示する時に感じる歯がゆさというのがありまして、それを解消するために日夜努力したresultsがこちらであります。
これが歯がゆさの元ネタ。ガウス素数が複素平面上に散布している有様です。
これはこれでとてもシンメトリカルで美しいのですが、いつもこれだと飽きがきます。
以下は、そいういう擦れっ枯らしの貴兄に捧げます。
手法はシンプル。ガウス素数と最近接するガウス素数との間で円を描くのです。
原点付近の中心部分ではこうなりますね。
遠くから見ると美形ですが、やはりガウス素数の神秘性が表現できていない!
そこで、円の半径ごとに色分けしてみましょう。
なかなかビジュアル系ですねえ。
ここで浮いている円があるのに気が付きます。これはどう扱うかなあ。
たくさんあり過ぎると白抜き円ではアピールしないのではあるまいか。塗りつぶしにしてみます。
一番多い青い円は半径=2の平方根の円です。孤立している円は大きめの円ですね。
最後にプラマイ100での色つきガウス素数図を提出して、今夜はお休みします。
美しいというよりは色弱検査のようなイメージですね。
ガウスとオイラーの整数論の世界 ?中学入試算数が語るもの? (知りたい!サイエンス)
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