ガウス整数おける素数が織りなす最小三角形のパターン

 ガウス整数は自然数についで単純な「整数」です。p+qI(I:虚数)が基本形です。p,qは整数です。
 もちろん、ガウス(アルグンド)平面で表示できます。
 ガウス整数は「素数」により「一意的」に素因数分解され、それを素数とします。1+Iは素数ですが2はもはや素数ではありません。
 第一象限ではこんな分布となります。縦軸は虚数軸で、横軸は実軸です。

 以上の前置きをベースにして、ある素数の再近接素数を2点セレクトとして、三角形を生成してみましょうか。これを最小三角形と呼称しておきます。


これが上図の素数による最小三角形のパターンとなります。デブのペンギンくんですな。

 他の象限にも拡張してみます。pとqがプラスマイナス20の範囲での分布です。

さらにpとqがプラスマイナス70(格子点数にして約2万点)

pとqがプラスマイナス150(格子点数にして約9万点)

フェルマーの系譜―数論における着想の歴史

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