2011-10-05 空間曲線に接する球について 空間曲線、ここでは螺旋に接する球は、二次元の議論と同じでよい。 曲率と曲率中心さえ求めれば、いいようだ。捩率は関係ない。z軸にそって伸び上がる一様螺旋を考えよう。 この曲率は次の式から計算できる。 ここでsはこうなる。 接線ベクトルtと法線ベクトルnを出す。 曲率中心の式はこうなる。 以上、媒介変数の場合の一般ケースでも適用できる。t=1とt=8での接する球を配置したのが、下図である。a=1、b=1/2である。 さらに、螺旋に接する球同士が接する条件も簡単である。 uとtを互いに接する変数として、次の方程式を解けば良い。 例えば、t=0として、a=1、b=1/2で解くとu=5もしくは−5となる。 これを繰り返せば、DNAのヒストンを連想させるような珠つなぎが出来る。