前回に引き続き素数を多く生みだす多項式をウラムの素数スパイラルとの関連で表示してみよう。
数論学者たちは二次多項式でオイラーの幸運数に相当する多項式を幾つも発見している。
1)x^2 + x +27941 −100から100までxを動かし素数のみをウラムの平面にマップしている。
これまでと全然、違う動きかたである。ちなみに点の動きを順番に結んでやると...
2)103 x^2 - 3945 x +34381
これまで同様に−100から100までxを動かし素数のみをウラムの平面にマップする。
132個素数が出てくる。
点を結んでみると、どうやら素直に螺旋的に拡散してゆくようだ。
3)47 x^2+ 1701 x +10181
説明なしで。
どの二次式をとっても個性豊かな振る舞いを示すのが驚きである。
【参考書】
- 作者: Paulo Ribenboim,吾郷孝視
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2001/10/20
- メディア: 単行本
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