東の大地の鳴動は止まず。余震の再集計を止むに止まれず行います。*1
東日本大震災に関わる余震を概観します。前回までと同じ範囲での余震の頻度を集めています。。*2
これまでの余震の予想以上の長期化は、M=9は日本人にとって未体験な天災であったことを痛切に感じさせます
1)3月10日から4月11日までの発生回数表
地域別の発生回数ですが、震度2より大のもので実に500回以上になります。
これほど積み重なると耐震構造物ですら、振動による金属疲労が懸念されます。首都圏でもそうです。杞憂であればいいのですが。
2)上記の日別の推移グラフ
3月末には収束するかと思えたのですが。天地は非情です。
4月11日になって、あの3月11日直後なみの発声回数に膨れ上がりました。
3)県別の推移グラフ
今回は、県別にまとめてみました。全般的に海洋型から内陸型になりつつあるようです。岩手の内陸は比較的頑健な感じです。4月7日の宮城沖は大きかったです。また、本日の福島のM=7だけは内陸型の巨大余震でした。茨城での回数は多いです。黄色はM=7クラスが発生した日付に付けてます。
大森公式などへの当てはめやパターン抽出結果で伝えるにたる価値があれば、そのうちupいたします。
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