とある極限の求め方

 気をまぎらわせるには、数式をいじくるに限る。とりわけ無限についてあーだこーだと式を弄ぶのは、よい気散じになります。
 こんかいのテーマ極限はこれであります。収束性のチェックは省きます。


正攻法では解けそうにないのです。
n→無限で考えるので、1/nで展開するのが方針になるようです。カッコのナカミはこうなるようです。


一般式では歯が立たないので、最初の10項目の級数展開を試みました。


 これらの総和(シグマ)を取り、個別に極限値を見積もるのは多分ゆるされるでありましょう。


 この大凡の数値は0.00219410952であります。かなり小さな値である。

どうでありましょうか、気分展開にはなったのでしょう。

ポストモダン解析学 原書第3版

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