2元の数列の振る舞い

 二次元の数列を扱うことはそれほど多く無い。ましてや等差数列や等比数列からはずれたものがどうなるかなど、は面倒くさくて誰も振り向かない対象だ。

    

 一般論はないであろう。だからこそ何が潜んでいるかを覗きたくもなる。
例えば、こんな組み合わせではどうなるだろう。

    

初期値=(1,2)で開始したら中央に向けて収束していったぞ。
無理もない。これは平均操作に類似している関数だからだろう。

 次のこのグラフはちょっとキザだ。

というのも関数がひねってあるあるから。初期値=(1,1)

順次、線で結んでやると移動状況がややわかる。

その他、関数の組み合わせを変化させられるが、どうも発散系になりがちで
しかも計算量が大となる。あまりに時間を食うコードだ。

【参考】ここで定義したMathematicaコード

ListLogLogPlot[NestList[{Sqrt[#1^2+#2^2]/2,1/#1^2+1/ #2^2}&//N,{1,2},1000]//List, Joined->True]