複素平面の楕円上の点、例えば下図のように実軸に対して対称な6個の点(赤い点)を6次方程式における解と見なすことができる。
6点はkを自然数として、1から6まで動くものとしている。
実軸に対称という条件は方程式の係数が実数ということに直結するだろう。
上記のような方程式の導出法を簡単に示しておく。
これを展開して、0次から3次までの係数を拾う(4次の係数は1である)
これに解の値を代入するだけだ。こうすると自然数nが何であろうと原理的にn次方程式のかたちを導ける。
すなわち、楕円とは限らず、任意の(複素)曲線上のn点を与えれば、その点を解にもつ方程式を出現させられるわけだ。
楕円上の6点に話しを戻す。
例えば、下式の複素数6個の点を解とする方程式はどうなるか?
答えはこうなるわけであります。