あるn次方程式系の解の分布

 先日までの複素平面上の隣接する点での円の描画の応用というわけでもないが、こんなn次方程式系の解の分布を調べてみたい。

 n=5とするとこんな5次方程式になる。厳密解ではなく、数値解である。

 この解を複素平面上の点として扱い、同時にその点を中心とする隣接する点での円を描き込むとこうなる。黒い円は原点中心の単位円である。

 すべての円が接しないのは理由がある。それにしても、原点を中心に4つの円は同心円上にあるのが面白い。
 これはnを変化させても同様であるらしい。

下の図はn=17の計算例だ。