ことのついでに下記のような関数がどのような性質を持つか、数値実験してみたい。
古い岩波全書の『数学公式集』をひっくり返しても上記のような式は出てこない。
それでもx>1で収束はしてくれる。
これがどういった振舞いかをプロットしたのが下図。
x^25までの切断したものと比較しても差は判然としない。
しかし、原点周辺では不規則な振舞いをする。負の領域では特異点がある。
その特異性の状態を可視化してみる。x^20で切断した時の複素数領域での密度分布であり、関数の絶対値を表示したものだ。白い部分が極になっている。原点を含む円周上に分布しているかのようだ。
- 作者: 神保道夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/12/12
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