インターローグ2:Pentagon 上の五角形

 正五角形の頂点上に正五角形をおき、それらが互いに接するようにする。頂点上の5つの正五角形は母体と平行関係を保ち、互いに同じ大きさである。つまり、一定の縮小比率をかけて生成された正五角形である。

 万博日本館のようなもんだが、その縮小比率がこれまた面白い。

 黄金比の逆数になる。
至って単純なのでありますが、その反復動作でこんな模様が出現する。

 正多角形一般について同様な操作(頂点に縮小した正多角形を配する)が可能だが、どうも接する場所が変化するようだ。

 それは後日にレポートしようかな。 

 これらの図象をもって、幾何学者コクセター先生への手向けとしよう。

幾何学入門〈上〉 (ちくま学芸文庫)

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