双子素数の拡張

 隣りあう素数の差が2となるペアを双子素数という。3と5や11と13などだ。
これが無数にあるかどうかは謎とされている。
 一般に素数間がどんな差となるかを調べてみよう。
このグラフは横軸に素数、縦軸にその素数と直前と素数との差をとったものである。
1000個の素数を表示した。最大の素数は7927である。

案の定、縦軸が2となる素数(双子素数)がおおい。左上にあるのは(4327,30)だ。
 これだけでは、どれくらの双子素数や4-素数(差分が4)などがあるかわからないので横軸に差分をとり、縦軸に頻度をとるとこんな度数分布となる。

範囲を10000個の素数まで拡大している。なんと差分が100のものがある。
双子素数はおおいが、差分が6となる素数が一番多いこともわかる。
{2, 10250}, {4, 10213}, {6, 16989}

さらに、1000万個の素数で同様なことをしてみる。

差分は200まで及んでいる。実は隣りあう素数間の距離の最大値は無限に大きくなることがほぼ証明されているらしい。

 今回の発見を予想として宣言しておこう(他で観たことないので)

 SuperTwinPrime予想
  差分が6となる双子素数のペアが一番おおい。

 双子素数の逆数の和は収束してBrunsの定数と命名されている。虚しいと問いかけであるけれども、差分6の素数の和はどうなるのだろうか?