案外と単純なかたちの式で、極限値が収束するのだけれども、その実体がなにか分からない。そんな極限値のいくつかを拾い出してみた。
手始めに、この階乗を含む極限値などは、収束するだろうことはすぐに証明できるのだろうけど、極限値そのものは手計算しないと出てこない。
*1
上敷の収束値=0.395338567367445566032356200....
高等数学にとっても解明するには、意外に手ごわいのだろう。これも同様に極限らしきものは数値計算できるのに、正体フメイである。
上敷の収束値=0.288788095086602421278899721929230
同様に、3の場合にはこうなる。
上敷の収束値=0.5601260779279489449697922433141400
これらを表にしたの以下である。察しがつくように「1」に近づいていゆく。
「10」の場合は展開してみれば小数の出現パターンは抽出できるかもしれない。
以上より、「2から20まで」のそのグラフである。
なんの教訓も結論もないけれども、数の世界はナゾいことがイッパイである。
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*1:手計算と言っても数式処理ソフトMathematicaにえっちらおっちら計算させただけである