暑さも和らぎ、読書の秋にようよう入りつつあります。けれども2010年の読書界の話題は、電子書籍だった(ような気がする)
アマゾンのキンドル、アップルのiPadの発売がそうした話題に火をつけた。でも、酷暑の夏を過ぎてみれば、どうも話題だけがオーバーヒートした気配が漂う(と思うのは私だけか?)
ともあれ、キンドルやiPadを買ったけど電子書籍で気に入ったのない。おそらくePUB形式が優位みたいだが、シャープのXMDFやら.bookやらもあり、なんだか分からない。
ePUBの日本語化も十分できてないというじゃりませんか! ルビもダメ、とか。
そんな貴兄に自炊をここではお勧めします。
自炊とは、蔵書を電子化することです。自己の所有書籍を電子化、主にpdfにしてしまうのです。
これ、従来はパソコンでしか読めませんでした。パソコンは重いので、座って読むしかできない。持ち運びも気が重い。ノートパソコンかついでブラブラできないですよね。バッテリーの持ちも気になりますし。
ところが、キンドルやiPadはpdf表示できるのですね。しかも1−2週間は充電不要です。読書姿勢を問わない。気楽な姿勢で読めるんです。
純粋な読書端末としてみた場合、パソコンよりははるかに便利なのです。
ということで、自炊のやり方や整理術の奥義、ギガビット読書術のツボ、iPADの神アプリなどについて漏らさず記載されたこんな本があります。*1
出版界大手の講談社もとうとう「自炊」を容認したのでしょうか?
![iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい! (講談社+α新書) iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい! (講談社+α新書)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51oWfxitkoL._SL160_.jpg)
iPadでつくる「究極の電子書斎」 蔵書はすべてデジタル化しなさい! (講談社+α新書)
- 作者: 皆神龍太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/09/22
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
自炊のやり方そのものについては、WEBコンテンツで十分です。
例えば、自炊WIKIなんか最高ですね。
http://wikiwiki.jp/bookjisui/
お後がよろしいようで。
*1:実は私もライティングサポートしてます