フーリエ級数と素数の逆数

 素数の逆数和を別の視点から観察するのが今回の試みだ。

Step[x] = -1 when x<0, 1 when x>0

フーリエ級数展開は下式になるというのが、ヒントです。

 つまり、この奇数項を素数に置き換えてみようというだけのことですね。

このような級数を40番目の素数まで加えてみた。

 美しい光景ではない。どちらかと言うと醜怪な曲線であります。
100項まで加えてみても改善されていないが、何かを訴えるかのようなジグザグである。

 サイン部をコサインに変えてみよう。それぞれ40項までと100項までの和のもたらす曲線であります。


 なにもアピールするものはないのであるけれど、初めて見る数理形状であるという眼福はありますかなぁ。




 参考書はとある宗教団体のモノしたロングセラーですね。

フーリエの冒険

フーリエの冒険