これまた前のブログ『完全循環素数とは』の続きであります。
定義は「素数の逆数の小数展開の繰り返しが1/7のように7-1=6となるもの」です。
1/7=0.14285714285714285714285714285714....
レプテンド素数とも呼びます。
これってかなりの比率で素数のなかに含まれています。レピュニットやエマープなど他の素数とは異なります。
さてさて、これを次の手順で格子点に対応づけしてみます。
1)完全循環素数の任意のペアをつくり、それぞれ(x、y)とする。
2)プラマイをxとyに割りふり、4象限に対称に配置する
3)x=yを上記のペアから除去する
単純ですよね。
600までの範囲でその格子点をプロットしたものです。かなり隙間がありますね。
回転対称なのは2)の操作のためです。
そして5000ではこうなります。満ち満ちてますよね。ただし、所どころで空隙があります。
以上の3者を合体技でプレゼンします。周辺に間隙が増えてゆくのが分かります。
色調は保ってますので、全体観は見れるですよね。
上記結果は見て愉しむものである。でも貴重な電力を費やしているのであるので、無理やりファインディングをつけよう。
レプテンド素数にはかなり大きな間隙がある。337と367、743と811、3023と3137である。素数よりはこの間隙は大きめのなってゆくようなのだ。
プライムナンバーズ ―魅惑的で楽しい素数の事典 (O’Reilly math series)
- 作者: David Wells,伊知地宏(監訳),さかいなおみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (38件) を見る