タシュナー『数の魔力』で力が入っていた章が「バッハ 数と音楽」だったけど、音楽は波のフーリエ級数以上の数学性を秘めている。
音階の秘数性をきらびやかにビジュアライズしたのをみたいものだし、逆に数学的美を音階的な調和に変換する才能が待望されるのが今日のアートシーンだと思う。そんな夢ものがたりをブツブツいっているのはこのブログだけであろうけど。
Youtubeでそんなイメージに近いものを取り揃えてみた次第。
これはアクセス数も多く成功した動画だろうねえ。
視覚化するには音波もしくはコードを解析もしくは幾何的な形状に変換する必要がある。これを数学的センスだけでインプリメントすると、とんでもない駄作になるのが悩みだ。
TALAMASCAはフランスのサイキトランス音楽だとかで、ややmathがにじんでいる。
でも、洗練はされているのだろうが、コホモロジーがかったところが欠如しているので、私の趣味ではないなあ。
- 作者: ルドルフ・タシュナー,鈴木直
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/05/29
- メディア: 単行本
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