ローレンツ・アトラクターをちょっとダケ拡大視してみる

 ストレンジ・アトラクターの代表であるローレンツ・アトラクターを描画してみよう。
 解像度は低い。

 ローレンツ微分方程式は単純ながら3元の非線形である。

 解像度を4倍に、色彩をブルー系にする。

 2つの特異点の周りをグルグル回りながらも、お互いに遷移している。その部分をより拡大してみよう。
 範囲でいうとこのあたりか。
x={-10, 10},y= {-10, 10},z= {15, 35}


 もとは気象力学のモデルから由来するという。
 土星のリングなんかを連想させるけれども、こうした三次元運動は何かの流体で模擬できるのだろうか。
 計算時間はほんの数秒なので、初期値を媒介変数にして、暇になったらアニメ化してみようかな。

非線形物理学 ?カオス・ソリトン・パターン? (裳華房フィジックスライブラリー)

非線形物理学 ?カオス・ソリトン・パターン? (裳華房フィジックスライブラリー)