五角形になると変異形が幾つもありうる。何個かそのバリエーションを味わうとしよう。
五角形の頂点を一つ飛びに結合すると星型になる。
星型でも昨日までのアルゴリズムは応用可能である。
ヘルマン・ワイルが指摘しているように原始的な生物には五角形をなぞったものが多い。なので、五角形は対称性が低い割には親密感がある。
星のかたちとして東西で選ばれているのは、それなりに理由もあろう。
家の形状としての五角形も連続縮小化で模様にできるが、なんとも様にならないようだ。
何というか、神秘性とか奇妙さがまったく感じられないのである。
こんな曲乗りロボットのような五角形も、面白みに欠けると思うのだが、どうだろうか。
星型に戻り、カラー化しよう。クリスマスシーズンだから。
このような放射的なシンメトリーは安心感をもたらす。
それもここまでゴチャゴチャすると不快感が出てくる。
なんとも幾何学的な美的センスとはナゾイものだ。
もう少しあっさり目の描画(収縮率=1/5+I/2で、4レベルまで)
- 作者: ヘルマン・ヴァイル,遠山啓
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