本来的なリサージュ図形では三角関数だけで記述するのがお決まりである。
昔の「コンピューターリクリエーション」を掘り返していたら、こんな特異ケースが
あったので、報告しておく。ミラーというアメリカ人が発見した。
デュードニーは「Madness」と命名している。
式は簡明である。
計算する範囲として、tを0→100π までとしている。
確かに、式のシンプルさに対して、図が入り組みすぎていて、気がおかしくなる。
1990年代には視覚化するのに長時間が必要だったろう。カシオのハンドヘルドで計算した図も上記のデュードニーの論文には出ているくらいだ。
これをベースにアニメを作成する。
計算機科学の応用 (チューリングオムニバス―コンピュータサイエンスの旅)
- 作者: A.K.デュードニー,A.K. Dewdney,足立暁生
- 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
- 発売日: 1993/04/01
- メディア: 単行本
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注:Mathematicaだと一撃で作画できるが、GIFアニメ書き出しがヘボイ。まともなアニメにするには、工夫が要ります。
スクリーンショットを連続保存して、GIAMで編集しなければならないです。それが手間といえば手間ですね。