ラブクラフトとガウスに捧げ、ドーキンズをおまけに論じる

 異質な組合せだが深い意味はまったくない。
次の数学関数アニメが両者を連想させるだけというシンプルな理由でしょうかね。

 ラブクラフトの『超時間からの影』だったか、イースの隻眼の怪物くんが登場してたようなうろ覚えとガウスの和から生み出されたアニメなのです。大いなる種族だったか、パルプマガジンの表紙のイラストが連想された。
 何故か、数学的反復法で生み出される造形は異形なものが多い。マンデルブロ集合やピックオーバーのCGなどが典型であろう。
 そうそう利己的な遺伝子で有名なドーキンスの「コンピュータの中にプログラムされた遺伝子によって〈進化〉した仮想の虫」ってのも、その類例かな。


 その奇怪さは反発と感銘の両者をもたらす。

 ここで使用した関数は次のペアです。

 総和のnを1〜50まで変異させたのをマージしたわけであります。三次元化すればもう少々面白くなるでしょうね。


 二次元化する前の各曲線(n=10)を個別に描画しておく。




【参考書】
 本物のガウスの和はこの書を見られよ。

ラブクラフトの短編はこの文庫かな。

もしくは青空文庫時間からの影

 ドーキンスの著書は利己的な遺伝子の第二弾だったが、Macのアプリケーションとしてのバイオモルフが話題になった。利己的な遺伝子は理念としてはキレイなアイデアだが実在の生物はもっと複雑なプロセスで遺伝子をシェアしていることが明らかになりつつある。