イギリスの閨秀作家キャサリン・マンスフィールドはご存知か。
「わたしを透明にしてください」と日夜祈り、創作に励んだ彼女の短編の多くは優れた日本語で読める。
代表作は「園遊会」「蝿」「ミスブリス」だという。同世代のバージニア・ウルフとは自他共に認め合ったライバルだった。
先ほど、wikiで彼女のライフヒストリーを読んだところ。端的にいって不幸な生涯だった。恵まれたことどももあったが、栄光は遅刻して彼女のもとにやってきた。享年34歳とはね。
よくできたキャサリンのショート・ドキュメンタリーがありました。
作風が梶井基次郎に似ているというか、梶井はキャサリンの作品を知っていんじゃないかな。
それ故というわけでもないが、日本人の愛好家は多いとは知っていた。まさかキャサリン・マンスフィールド記念館まであるとは!
福島県にあって苦労されておられるようだ。是非、そのうち表敬訪問しようっと。