イタリアの古典スペクタクル映画 カビリア

 サイレント映画でスペクタクルの傑作というと『カビリア』(1914年)がまさにその筆頭であるという。
 イタリアが撮ったローマ時代の映画である。エトナ山の噴火から難を逃れた主人公達の有為転変を描いている。大味なアメリカンなつくりとは違い、ローマ人の生活体験により肉迫しているように感じる。

 2時間の大作だ。
それをYouTubeで鑑賞できるのはもっけの幸いである。

映画史上の位置づけはこちら参照されたい。「映画史探訪


世界映画史 1

世界映画史 1

高いので一巻しか持ってないぞ!