オイラー定数・調和級数のあてどない適用例

 自明な関係になるが、こんな調和級数の応用がある。

Hmはm項までの調和級数である。eはネピアの数だ。

 例えば、
Exp[HarmonicNumber[100]-HarmonicNumber[ 400 ]]=0.2509373 つまり、ほぼ1/4

ほんの少々ひねるとこんな式にもなる。

簡単なことをワザワザ難しくしただけかもしれないが、やはり不思議ではないか。



【追加の計算数秘術
ラマヌジャンが発見したのだと思うけど、

ほとんど自然数になりかけているのだ。マーチン・ガードナーがエイプリル・フールネタで使って有名になった。9が12個連続している。
 これには驚いた。
いくつかモノマネ計算してみよう。

Exp(Pi Sqrt[1271398371782/84750323253])=192533.000000000000000004946762
Exp(Pi Sqrt[7057771193/415163011])=422150.999999999999830688732402
Exp(Pi Sqrt[786302099211476/43415453330695])=640319.999999999999999999999965
あるいは平方根を取り払うと
Exp(Pi 21953564650/5066207227)=817141.9999999999999303595821709530161754
Exp(Pi 11507503/2876876)=286750.9999999985105448883234631342163268
Exp(Pi 145125/45829)=20917.99999999984169698352180371775929360

いかんせん、誰も驚かすことは出来ない結果ではありますな。