アメリカのラドン濃度

 米国環境保護庁(EPA)は大気中のラドン濃度を監視している。ラドンラジウムから生成され、空気中の微粒子に吸着して肺にとどまる。α線を放射して遺伝子を傷つけ肺がんを起こすとされる。
 米国ではタバコ由来の肺がん20人にたいして、1人分の肺がんはラドンのせいとされている。

EPAが公開しているラドンリスク地図でZone1が何らかの対策をしなければならない土地だとされている。ラドン濃度で、4.0pCi/lである。pCi:ピコキュリーだ。

全米の3割くらいがZone1だ。アメリカでラドン濃度が高いのはおそらく岩石のウラニウム含有量がたかいためであり、核兵器開発や原子力発電のせいではないと推測される。(その辺を詳述した資料がないのですが、イギリスでもラドン濃度が高い場所があるということなのでの推測です)
日本では世界平均の1/3程度だという。

直接の比較はできないが、東日本のホットスポットといい勝負なのかもしれない。
http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html