時に癒し、しばしば和らげ、常に慰む

医学を学ぶものがどこかで耳にする言葉です。
素人からしても至言かと感じ入ります。発言者はしばしばアンブローズ・パレ(フランスルネサンス期の名外科医)とされますが、どうも明確な出典はないようです。
 いずれにせよ医療は完璧ではないわけで、緩和ケアやペインコントロールなどが補いをしているでしょうが、やはり「慰め」が人としての基本。つまり、医は仁術なりとなるでしょう。大変な職業なわけであります。