倍音にこだわった現代音楽作曲家、グレン・ブランカの代表作『Symphony No.3 (Gloria)』は聞く人とていない埋もれた楽曲である。ここで取り上げるのは、ひとえに「倍音列のはじめから127の音程のための音楽」という副題の素数性のゆえであります。
7オクターブ(2^7-1の音程)にまたがる音列で構成されたあ微分音のザワメキは藤枝守によって、「官能的、暴力的」と評されているけれど、どうであろうか?
しかし、自分的にはこちらの方がヨロシイように感受した。
初期の実験的ロック・ミュージシャンとしての人気はあるようだ。
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【参考書】
音律の比較民族誌
響きの考古学―音律の世界史からの冒険 (平凡社ライブラリー)
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