ある意味、ゼータ函数の和

 自然数の逆数の和について、オイラーが証明したように下記のような一連の結果がある。


 勢い良くオイラーは一般式も出した。Bはベルヌーイ数だ。

 本日、問いかけてみたいのは、こんな逆数の和であるのだ。

 これはなにか?
下記の式を見れば了解されよう。

 初項の1/2は一般式からの帰結だ(本来なら発散するのだが)

 この和は収束しそうだ。ベルヌーイ数が急速に大きくなるのだが、分母の階乗がそれを上回るのだ。
10項までの和はこんな分数となる。

 もう少し明確に数値をはじいておく。
0.67895369203283464850.....

見かけない数字ではないかね。

オイラーの無限解析

オイラーの無限解析