ピュタゴラス数基調の円集合

 (3,4,5)はピュタゴラスの3平方定理を満たす整数の組である。これを汎化したのが、α、βを整数として
  (α^2-β^2, 2 α β,α^2+β^2)となるのは受験の手習いであろう。
 これをもとに一連の円を生成するというのが、ここでの計算練習である。
中心座標(α^2-β^2, 2 α β)で半径=k(α^2+β^2)とするのである。

 ダンテの『神曲』のれん獄界である。
 

 かなりパラノイア的ではないだろうか?


 kを変えたり、中心点をずらしてもよい。

 ある種、秩序ある円の集団となるのは容易に見て取れる。それにしてもアウトサイダー・アート的な妖気を感じるのは自分だけであろうか?